法人向け 家庭向け

スターバックス、太陽光でUSB充電できる椅子を3店舗で導入

一般社団法人エネルギー情報センター

新電力ネット運営事務局

スターバックス、太陽光でUSB充電できる椅子を3店舗で導入の写真

東京都地球温暖化防止活動推進センターは、スターバックスと連携し、椅子型のソーラー充電スタンドを設置すると発表しました。この椅子により、USBの給電ポートにてPCやスマートフォンを充電しながら、スターバックスの空間を満喫することが可能となります。

屋外の席でもPCやスマートフォンを楽しめる太陽光充電のチェア

東京都環境公社は、東京都を「スマートエネルギー都市」に改革する活動の一環として、スターバックスと提携し、都内のスタバ3店舗で、太陽光発電でUSB充電できる「シティチャージ」を設置すると発表しました。これまで、屋外の席でPCやスマートフォンを充電することは難しかったのですが、このシティチャージは椅子として利用できるので、外でもスタバの空間を楽しみながらPCを利用しやすくなりました。

そのほか、太陽光発電を身近に感じる機会の提供といった面もあり、かつ外国人旅行者へのおもてなしにも資するもので、非常用電源としても活用可能です。まずは、スターバックス3店舗に対し一年という期間を設け、ソーラー椅子を設置することとなっています(図1)。

スターバックス3店舗への設置日
  1. 上野恩賜公園店 平成28年10月28日(金)
  2. 二子玉川公園店 平成28年11月11日(金)
  3. 町田金森店   平成28年11月11日(金)

新型シティチャージをモデル設置するスターバックス店舗

図1 新型シティチャージをモデル設置するスターバックス店舗 出典:東京都地球温暖化防止活動推進センター

設置するソーラー椅子は2つのタイプ

今回設置されるソーラー椅子は2種類あり、それぞれのスターバックス店舗に配備されます。タイプAは、木を多用し、店舗の雰囲気に調和したデザインに仕上がっているものです。ブロックを組合せることにより、形状を自由に変えることができます。また、二子玉川公園店と町田金森店のソーラー椅子は多摩産材が利用されます。こちらは、矢木コーポレーションと旭硝子が開発した製品となります。

タイプBの特徴としては、省スペースで汎用性の高いデザインとなっています。人工衛星などに採用されている高効率な太陽電池が搭載され、約30%の高い変換効率を実現しています。また、発電した電気は座面の下に搭載された蓄電池に蓄えられるので、日照量が少ない時でも利用可能です。こちらの製品は、シャープが開発しています(図2)。

2タイプのソーラー椅子

図2 2タイプのソーラー椅子 出典:東京都地球温暖化防止活動推進センター

シティチャージ普及促進事業により実現

今回の一連の流れは、東京都環境公社が再生可能エネルギーの普及啓発に向けて推進する「シティチャージ普及促進事業」によるものです(図3)。シティチャージの設置は今回が初めてではなく、これまで東京タワー、虎ノ門ヒルズ、としまえんといった3か所にモデル設置されています。

この続きを読むには会員登録(無料)が必要です。

無料会員になると閲覧することができる情報はこちらです
電力の補助金

補助金情報

再エネや省エネ、蓄電池に関する補助金情報を一覧できます

統計情報

統計情報(Excel含)

エネルギー関連の統計情報をExcel等にてダウンロードできます

電力入札

入札情報

官公庁などが調達・売却する電力の入札情報を一覧できます

電力コラム

電力コラム

電力に関するコラムをすべて閲覧することができます

電力プレスリリース

プレスリリース掲載

電力・エネルギーに関するプレスリリースを掲載できます

電力資格

資格取得の支援

電験3種などの資格取得に関する経済支援制度を設けています

はてなブックマーク

執筆者情報

一般社団法人エネルギー情報センターの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

新電力ネット運営事務局

EICは、①エネルギーに関する正しい情報を客観的にわかりやすく広くつたえること②ICTとエネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること、に関わる活動を通じて、安定したエネルギーの供給の一助になることを目的として設立された新電力ネットの運営団体。

企業・団体名 一般社団法人エネルギー情報センター
所在地 〒160-0022
東京都新宿区新宿2丁目9−22 多摩川新宿ビル3F
電話番号 03-6411-0859
会社HP http://eic-jp.org/
サービス・メディア等 https://www.facebook.com/eicjp
https://twitter.com/EICNET

関連する記事はこちら

一般社団法人エネルギー情報センター

2026年03月23日

新電力ネット運営事務局

政府も注目する次世代エネルギー、核融合の仕組みと可能性 【第1回】核融合“超入門” 地上に「小さな太陽」をつくる挑戦

地上に“小さな太陽”をつくる、そんな壮大な計画が世界各地で進んでいます。 核融合とは、太陽の内部で起きているように、軽い原子が結びついてエネルギーを生み出す反応のことです。燃料は海水から取り出せる水素の一種で、CO₂をほとんど出さず、石油や天然ガスよりもはるかに効率的にエネルギーを取り出すことができます。 かつては「夢の発電」と呼ばれてきましたが、近年は技術の進歩により、研究段階から実用化を見据える段階へと進化しています。 2025年6月当時は、高市早苗経済安全保障担当大臣のもと、政府が核融合推進を本格的に強化しました。 同月に改定された「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」では、研究開発から産業化までを一貫して支援する体制が打ち出されています。 今回はその第1回として、核融合の基本的な仕組みや核分裂との違い、主要な研究方式をわかりやすく解説します。

一般社団法人エネルギー情報センター

2025年10月31日

新電力ネット運営事務局

日本発!次世代ペロブスカイト太陽電池:フレキシブル発電が都市を変える 実装課題と産業戦略【第3回】社会実装シナリオと市場インパクト — 建築外皮・街路インフラ・モビリティ等の導入像/系統・蓄電(BESS)との組み合わせ/エネ安保・脱炭素効果の定量化と政策提言

第一回ではペロブスカイト太陽電池の特性と政策背景を、第二回では実装課題・量産・標準化の現状をお伝えしました。 最終回となる本稿では、社会実装の具体像を描きます。建築外皮、街路インフラ、モビリティといった“都市空間そのもの”に発電機能を組み込むシナリオを軸に、系統・蓄電(BESS)との統合運用や、エネルギー安全保障・脱炭素への貢献を数値的な側面から読み解きます。 さらに、制度設計・金融支援・標準化の動向を踏まえ、日本が形成しつつある「都市型エネルギーエコシステム」​​の全体像を明らかにします。

一般社団法人エネルギー情報センター

2025年10月29日

新電力ネット運営事務局

日本発!次世代ペロブスカイト太陽電池:フレキシブル発電が都市を変える 実装課題と産業戦略【第2回】 — 耐久性・封止・量産(ロールtoロール、封止樹脂の要諦)/コスト学習曲線と標準化(NEDO等)/素材・装置のサプライチェーン再構築

前編では、ペロブスカイト太陽電池の特性と政策的背景、そして中国・欧州を中心とした世界動向を整理しました。 中編となる今回は、社会実装の要となる耐久性・封止・量産プロセスを中心に、産業戦略の現在地を掘り下げます。ペロブスカイト太陽電池が“都市インフラとしての電源”へ進化するために、どのような技術と制度基盤が求められているのかを整理します。特に日本が得意とする材料科学と製造装置技術の融合が、世界的な量産競争の中でどのように差別化を生み出しているのかを探ります。

一般社団法人エネルギー情報センター

2025年10月27日

新電力ネット運営事務局

中小企業が入れるRE100/CDP/SBTの互換ともいえるエコアクション21、GHGプロトコルに準じた「アドバンスト」を策定

GHGプロトコルに準じた「エコアクション21アドバンスト」が2026年度から開始される見込みです。アドバンストを利用する企業は電力会社の排出係数も加味して環境経営を推進しやすくなるほか、各電力会社側にとっても、環境配慮の経営やプランのマーケティングの幅が広がることが期待されます。

一般社団法人エネルギー情報センター

2025年10月18日

新電力ネット運営事務局

日本発!次世代ペロブスカイト太陽電池:フレキシブル発電が都市を変える 【第1回】背景と技術概要 — 何が新しいか/政策・投資の全体像/海外動向との比較

本記事は、2024年公開の「ペロブスカイト太陽電池の特徴とメリット」「ペロブスカイト太陽電池の課題解決と今後の展望」に続く新シリーズです。 耐久性や鉛処理、効率安定化といった技術課題を克服し、いよいよ実装段階に入ったペロブスカイト太陽電池。その社会的インパクトと都市エネルギーへの応用を、全3回にわたって取り上げます。